FK-Ⅲとは

新製品FK-Ⅲとは

エポキシ樹脂の透水性樹脂舗装材で、従来の舗装材は自然石が対象で、その成績優秀な物でもリサイクルガラス等の接着舗装では不安(施工実績)が残ることから、リサイクルガラス(公益財団法人日本環境協会エコマーク認定製品です。
・大阪府認定リサイクル商品「クリスタルストーン・サンド」)製造メーカーの藤野興業㈱とエポキシ樹脂の日本での代表的な専門製造メーカーとの7年間におよぶ開発研究で、この度(2016年)に完成した樹脂舗装材です。

強度的にはエポキシ以上の接着効果の優れた樹脂はないのですが、現在、ウレタン樹脂が主流となっています、その理由の最大のものはエポキシの黄変作用ですFK-Ⅲは対象がガラスなので特に黄変の少ないものに研究を進めて低黄変透明エポキシ樹脂として完成されたものです。

ガラスは表面に樹脂が絡みにくい形状になっていますが自然石などは表面がポーラス(凸凹)なっており浸透して絡みやすく、この為 FK-Ⅲはガラス用と銘打ってますが自然石などにはガラス以上の効果があります。

FK3

主剤と硬化剤

 

エポキシ樹脂使用の注意点

一般的なエポキシ樹脂の性質としてエポキシ樹脂は化学反応にて硬化します。そして高温では粘度が低くなり、低温では粘度が高くなります、5℃以下では硬化不良を起こしやすく、35℃以上では非常に硬化が早くなるなど、また、水分により白化(アミンブラッシング)現象が生じることがあります。
これらの事から温度に影響を受け、状況により施工をする、しないの判断が必要になります、特に低温時は硬化時間が長いため、夜露などの結露等で白化現象を誘発するおそれもあり、当然、雨天にての施工は禁止です。

FK-Ⅲ樹脂は主剤と硬化剤との2液性でその比率は2:1(主剤100gに対して硬化剤50g) この2液をよく混ぜます、この時から硬化が始まります、その対骨材比率は骨材の種類・粒度、施工の厚さ等によって決めてください、
凡そ6%~15%であります。(比率は専門店に問い合わせください)弊社では(袋詰め主剤865g硬化剤435gで骨材20kgで6.5%)小袋販売と缶(21kg)入り販売をしています。

尚、施工後の白化現象や経年変化による補強や景観補修なども対応できる場合がありますので専門店までお問い合わせください。

施工例